美味しいお茶栽培の欠かせない要素として、まずあげられるのが「土」と「気候」。特にその土地本来の土壌の質は、栄養分豊かな優良茶づくりにとって非常に重要な要素。だからこそ私たち【かねはち】は、この「土」と「気候」にこだわるのです。
ここでは、静岡の農耕地土壌を例に「かねはち茶」の中心契約農家たちが作るそのお茶の美味しさの秘密=「土」と「気候」の優位性をご紹介いたします。
私たち【かねはち】の中心茶産地の1つ、牧之原台地の一画に位置する坂部地区の土壌は、全国的にも非常に稀な「赤色土」です。
赤色土は、人類が誕生した頃にできた層と言われていて、赤色土特有の赤色は鉄が酸化してできた物質によるもので、土壌自体は弱酸性で粘土があり、保湿性と排水性の両方の特性をバランスよく持っています。
上から1~2mは粘土が高く、保水性があり、その下は玉石が多い=元々大井川が流れていた所のため、排水性に富んでいて、保水性・排水性の両方の特性を持ち合わせています。
前述の通り、赤色土は土に粘土があるため根が八方に広がるという特性(1番の特徴)があります。
そのため、肥料がまんべんなく葉に行き渡り、肥料の吸収率が非常に高くなる訳です。
この肥料の吸収率の高さは、お茶の育成にとっては理想的とも言え、美味しいお茶を育むための非常に重要な要素=特徴と言えます。これらの特徴(特性)から赤色土壌の牧之原・坂部産のお茶は、高い全窒素値と茶葉本来の美味しい味わいが見事に調和された、極上のお茶に仕上がる訳です。
土壌同様、美味しいお茶栽培に欠かせない要素となるのが「気候」です。ここでは、その気候=特に「風」について触れておきましょう。
お茶の育成にとって霜の被害は1番の問題。坂部地区では寒い時期に大井川上流から暖かい海に向かって風が流れ込み、まるで自然の防風ファンの役目をし、霜が降りにくくしてくれているため霜被害が非常に少なく、優良茶をどこよりも多くお茶の間にお届けできる訳です。
その地域の未利用資源(有機物)や良質の酵素堆肥を活用し、併せて複合発酵酵素農法を効果的に施用することにより、減農薬から超減農薬農法の実現を図り土壌障害等も解消させ、茶栽培と自然環境との融合(理想的な社会形成)も目指しています。
地球上のあらゆる微生物層が有効に働き、その分泌物である酵素を利用することにより、肥料や農薬に頼るのではなく、生育環境全体をサポートして健康な植物体をつくり、病気にも害虫にも抵抗力の強い農作物をつくる、という画期的な農法のことです。