2025年度【第17回 同一荒茶による仕上げ技術競技会】で、かねはち茶園の茶師が「最高金賞」に輝きました
「同一荒茶による仕上げ技術競技会」とは
静岡県茶商工業協同組合主催の権威ある大会で、同じ種類の原料(※荒茶)を使い、茶師の最終的な仕上げ技術(火入れや選別など)を競う競技会です。
(※荒茶とは生産農家が摘採した茶葉を蒸して揉んだ一次加工品のことで、その荒茶を茎や粉などを選別、整形し、さらに火入れを行うことで、仕上げ(製品)となります。
荒茶を活かすも殺すも職人(茶師)の腕次第と言われるほど、仕上げ作業はとても繊細で熟練の匠の技が要求されます。)
競技内容
競技会参加者は、荒茶をそれぞれ持ち寄り、それらをすべてブレンドして均等にした後、人数分に分配し、それぞれ各社に持ち帰ります。
持ち帰った荒茶は、各社の茶師が技術を駆使して仕上げ加工を行い、その仕上がり(味、香り、外観など)を複数の専門家がブラインドで厳正に審査を行います。
仕上茶には点数が付けられ、『上位5名の茶師』に最高金賞が与えられます。公平な条件下において、同じ素材をどのように加工するか、味がどう変わるかを競い合い、技術の向上や継承を図ることを目的としています。
今年度の大会で、かねはち茶園の茶師が【最高金賞】に輝きました!!これは茶師として、会社として、最高の栄誉です。
日頃の努力が評価されるのは大変嬉しいことです。これからもこの高い品質鑑定技術や仕上げ技術を日々さらに磨きながら、次世代へ継承していきたいと思います。
